世界的にも有名な、温泉に入るサルを見ることができる「地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)」。こちらは、野生のサルの生態を間近で見ることができる世界で唯一の公苑です。ベストシーズンや周辺情報なども合わせてご紹介していきます!
Facebook で見る温泉に入るサル「スノーモンキー」がここに

地獄谷野猿公苑は、世界的に有名な「スノーモンキー」がいることで知られています。長野県北部、上信越国立公園近くの横湯川(よこゆがわ)の渓谷に位置しています。急な崖と荒々しく温泉が湧き出る様子を見て、古代の人々はこの谷を「地獄谷」と呼んでいました。
標高850mに位置する地獄谷の冬は、雪が1m以上積もり、気温はマイナス10度まで下がります。そんな厳しい環境にもかかわらず、野生のニホンザルの大群が温泉に浸かる姿を見ることができるユニークな場所として、1964年の開園以来多くの人々を魅了してきました。
山の中でニホンザルに出会うことはあっても、彼らの自然な日常生活をここまで間近で観察できる場所はなかなかありません。そして何より、温泉に入るという野生のサル独特の行動を見ることができるのは世界でも、ここ地獄谷野猿公苑だけなのです!1970年にアメリカの雑誌「LIFE」誌の表紙を飾ったことをきっかけに、「スノーモンキーパーク」として世界的に知られるようになりました。以来、その珍しい光景を一目見ようと、世界中から観光客が訪れています。
地獄谷野猿公苑は山の奥深くにあるため、徒歩で30分から40分程の道のりと、アクセスは簡単ではありませんが、その時間と体力を使ってここを訪れる価値はあるでしょう!
野生のニホンザルを観察するのに最適な場所

地獄谷野猿公苑では、サルの生息環境を乱さないよう、サルに触ったり餌を与えたりするのは禁止するなど、いくつかの制限を設けて開放されています。しかし、サルは人間に慣れているため、非常に近い距離から観察することができます。公苑内には人工のプールがあり、サルたちが水浴びをしに集まってきます。
当公苑はサルを飼育しているわけではなく、周辺の森や山の中に生息しており、日中食事の時間以外は公苑の外で過ごすのが一般的です。サルたちの公苑での生活は、あくまでも日常生活の一部なのです。
例年12月から3月頃までは雪に覆われていますが、最も寒い1月から2月は、入浴を見られる機会が多くなりますよ。しかし、実は冬の寒い時期だけでなく、サルは暖かい時期でも温泉に入ることがあります。冬の時期に訪れる機会を逃しても、がっかりすることはありません!
また、四季折々の自然や山の景色もぜひ味わってください。春から初夏にかけてはサルの赤ちゃんが生まれる季節で、お母さんにしがみついたり、自分で歩こうとする赤ちゃんの姿はとても愛らしいですよ。夏になり、深い緑が谷や山を覆うようになると、幼猿たちが川で遊んだり追いかけっこをしたり、大人のサルたちが暑さをしのぐために日陰を探している姿が見られます。
秋になると、猿たちは厳しい冬への準備をします。特に秋が深まる頃は、サルが公苑に現れる時間が不規則になるという野生生態は考慮していた方がいいかもしれません。
地獄谷周辺の驚きの温泉とスキー場

地獄谷周辺にはほかにも楽しめるスポットがあります。おすすめの温泉スポットとウインタースポーツ好きにぜひ訪れて欲しいスキー場をご紹介します!
1つ目にご紹介するのは、秘湯の地、地獄谷温泉です。この温泉街で約150年続く旅館「後楽館」は、地獄谷温泉で宿泊・露天風呂ができる唯一の温泉旅館です。(日帰り入浴もできます)約1.8kmの山道を歩いていくと辿りつく、山奥の雰囲気ある一軒宿です。
次におすすめの温泉地は、地獄谷からアクセスしやすい渋温泉(しぶおんせん)と上林温泉(かんばやしおんせん)。この2つの温泉地は湯量や泉質が抜群なことで知られており、日帰り入浴を楽しむことができます。特に上林温泉は、地獄谷から歩いて行ける距離にあります。
これらの温泉地で、運が良ければ野生の猿がゲストとして一緒に入浴できるみたいですよ。
そして、車で30分ほど走ると、日本最大級の人気スキー場である志賀高原に到着します。標高1,300mから2,300mで、18ものスキー場が集まっています。例年11月中旬から5月下旬まで、豊かな積雪量と良質なパウダースノーを楽しむことができます。

スノーモンキーを眺めたら、自分たちも温泉に入り、次の日はスキーに繰り出すのもいいですね!あなたのプランで地獄谷を楽しんでみてください。










