「松本城氷彫フェスティバル」は、美しい氷の彫刻がたくさん並ぶお祭りです。プロの氷彫刻家が集まり、その腕前を披露します。その他ダンスパフォーマンスや屋台、氷のジャンボ滑り台なども楽しむことができます。溶けて無くなってしまう儚い美しさをぜひ目の当たりにしてください!
Facebook で見る地元の人々の努力で支えられている国宝・松本城

松本城
「松本城氷彫フェスティバル」の開催地、長野県松本城は国宝登録されている中でも最古のお城で、周りは日本アルプスの雄大な山々に囲まれています。かつて小笠原家が「深志城」として築いたものでしたが武田信玄によって大修理が行われ、その後小笠原貞慶によって買い戻され、「松本城」と改称されました。明治30年頃から城が傾き始めたため、松本中学校の校長先生をはじめとする地元の人たちが設立した「天守(閣)保存会」で資金を集め、修理が始まりました。石段を一部積み替えたり、新しい筋違を入れたりと、天守の傾きを補正するために大規模な工事となったそう。このように、歴史的な美しさと魅力を後世に伝えようとする地元の人々の惜しみない努力と支援があったからこそ、今もなお多くの人から人気を集めています。
氷の彫刻家が生み出す短命の美しさ
氷で作られたペンギン
氷の彫刻は、木などで作られたものと違って美しさが永遠に続くわけではないため、より一層特別なものとなります。氷の彫刻の美しさを生み出すためには天然氷を使用します。天然氷を作ることができる氷室は日本に5ヵ所あり、その5つのうち3つが栃木県日光市にあります。昔ながらの製法・保存方法を採用しており、厚さ15cmの氷を作るのにおよそ2週間かかるのだそう。氷の彫刻は、彫刻家の技術だけでなく、良質で透明度の高い天然氷を作る人たちの努力もとても重要なのですね。
氷の彫刻はどのように作られる?

1、土台を作る
一般的に雪で四角い台座を作り、上から水をかけて凍らせます。
2、角氷をカットする
デザインに合わせて角氷をいろいろな形にカットします。その後、氷を積み上げます。
3、デザインを描く
積み上げた氷にデザインを描きます。
4、彫る
チェーンソーなどの道具を使って、大きなパーツを彫っていきます。
5、整える
彫刻刀などの小さな道具を使って、細かい部分を削っていきます。
このようにして美しい彫刻が作られていきます。完成後はカラフルにライトアップされます。気温が低いので、24時間以上そのままの状態を保つことができます。
イベント盛り沢山の「松本城氷彫フェスティバル」
松本城氷彫フェスティバル
「松本城氷彫フェスティバル」は、1月下旬に開催されます。気温は-10℃まで下がることもありますが、いつも多くの人で賑わい寒さを忘れるほど活気であふれています。県内外から彫刻家が集まり寒い中夜通し氷を掘って腕を競い合う、「全国氷彫コンクール」がメインイベント。地球温暖化やパーティーやイベントなどの依頼が少なくなってきている中、この松本城氷彫フェスティバルはとても貴重なイベントです。松本城をバックに氷の彫刻が展示される芸術の美しさをぜひ現地でご覧ください!
氷彫刻の展示以外にも、ダンスショーや氷でできた滑り台などのイベントが盛り沢山で、子供連れのご家族も楽しめます。土曜日には、コンクールとは別の氷彫刻の展示やデモンストレーションも。コンクールの氷の彫刻は、土曜日の夕方から日曜日の早朝にかけて作成されます。気温が上がると氷の彫刻は溶け始めてしまうので、透明度の高い綺麗な状態の作品を見るなら日曜日の早朝が狙い目です。
・全国氷彫コンクール
・氷のジャンボ滑り台
・氷彫刻デモンストレーション
・オープニング和太鼓演奏
・松本おごっつぉ食堂
・ジャンケン大会
・氷彫フェスティバル大抽選会
・ダンスパフォーマンス スタジオビーチハウスMATSU.STA
などなど!
「松本おごっつお食堂」が提供する食事処では、たくさんの屋台やフードトラックが出店されます。豚汁やラーメンなどの温かい食べ物をはじめ、ご当地グルメをたくさん食べることができますよ。熱々の美味しい郷土料理を食べながら、熟練のプロが作る美しい氷の彫刻や、ダンスや和太鼓などの様々なパフォーマンスを楽しんでみては。









