日本美術シリーズ10:高橋泥舟「知命…」

Culture

「知命…」について

絹本 梅園良正箱書(140×58㎝/198×74㎝)

(大意)
五十歳になり髪も白くなった。
これまで良い時も悪い時も大空を眺めていた。
悠然とした静かな生活の中で
一人、梅花を愛でて老荘を読む。

幕末三舟として、勝海舟、山岡鉄舟と並び称される幕臣で槍術家として有名です。。過去多くの武芸の手練れたちがそうであったように、泥舟もまた武芸に秀でた能筆家として知られています。中でも本作のような楷書は珍しく、泥舟の真っ直ぐな気概の伝わる清々しい筆跡です。

作家:高橋泥舟(たかはし でいしゅう)

(1835~1903)幕末ー明治の幕臣、槍術家。江戸生。槍術の大家山岡静山の弟。名は政晃、字は寛猛、通称を精一。二十五歳で講武所師範になり伊勢守に任じた。浪士取扱となるが鳥羽伏見の戦後は徳川慶喜の身辺を護衛する。山岡鉄舟は妹の夫。幕末三舟の一人。

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