「中蓬莱左右飛鶴之図」について

三幅対 絹本 着色 共箱 中廻印譜切 (108×35cm / 176×48cm)
旭日を望む蓬莱山に、長寿の象徴でもある鶴が美しく飛んでいる姿が描かれた吉祥画です。蓬莱山とは、古代の中国における想像上の神山です。山東地方の東海中にあるとされ、仙人が住み、不老不死の薬を作ったと言われています。本作の表具には、印譜裂が使用されており、細部までこだわった省亭の意匠が見て取れます。制作年代は明治40年代頃で、50代後半の作です。画家の円熟期の作品であり、画題も大変縁起が良く、新年を迎える時にはもちろん、慶事にも掛けたい一幅です。
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加島美術
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